相続土地国庫帰属制度(2023.4.27-)

利用価値のない土地が放置され、将来、「所有者不明土地」が発生することを予防するため、相続又は遺贈によって土地の所有権を取得した相続人が、一定の要件を満たした場合に、土地を手放して国庫に帰属させることを可能とする「相続土地国庫帰属制度」が創設されました。

詳細は法務省のサイトでパンフレット等が提供されています。

法務省のサイトに、管理負担が大きくて手放したいというニーズetc.に応えるため創設された制度とありますが、制度を利用するには、基本的に管理に手間がかからない土地(大意)という要件があるという矛盾。。。

より制度を利用しやすくするための改正が待たれます。

2024年1月31日現在の申請数は1661件、承認されたのは117件だそうです(出典:相続土地国庫帰属制度の実績|申請件数と承認件数(令和6年1月))。

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